SAKUZAN 作山窯 × 大人の韓国 +han
コウンジェ石鹸のための石鹸置き
毎朝毎晩、洗顔に使うコウンジェ石鹸。
自然の香りが室内にたちこめ、肌がどんどん整えられていくのを感じます。
ただ天然成分だけで作られた石鹸は、他の石鹸より少し溶けやすいのです。
場所によってはそのまま置いておくと、どんどん小さくなり隙間からするりと逃げたり…
また水気を切らないと清潔な状態が保てません。ヌルヌル…ヌメヌメ…
お気に入りの石けんだから、最後まで大切にそして素敵に置いておきたいものです。
韓国では昔も今も先祖を祭る法要や茶礼、お祝い事の席などに必ず餅や菓子が並びます。
その餅やお菓子に模様をつける型(도장トジャン)を骨董街で見つけました。古くから伝わる伝統の文様や花、風車や吉祥柄…かわいくて、かわいくて…その時のトキメキは今も忘れません。そしてこの型を使った石けん置きにコウンジェをのせていただきたいな…
そんな思いが生まれ作山窯/SAKUZANさんにお話しし受け止めてくださったのです。
古い型を用い制作することは容易なことではありませんでした。
型の素材もいろいろ試しました。木製、陶器のもの、磁器のもの、不本意でしたが芳山総合市場で見つけたプラスチックの型…結局木製が1番作山の土に合ったんです。
まずは木型をきれいに整えることから始まりました。
土を選び、土にかかる力の強弱に留意し型を取る。そして窯の温度を見つめ焼成を繰り返し、釉薬をのせる。
釉薬によっては溜まりができ文様が美しく出ず、作山の職人さんがご苦労されたとうかがっています。
また乾燥を早めるため中央に穴、水気を早くとるために足の長さも微妙に変え傾きをもたせています。かわいくコロンとした丸い足は趣を損なわぬよう足の数にもこだわりを持ち、縁も手作業でアールに仕上げられています。
何度も試行錯誤を重ねできあがった石けん置きです。
こちらも「美しくなければ器でない」という作山窯の哲学です。
窯の焼き具合、土と釉薬の相性等によって表情がひとつひとつ異なりいびつなカタチも温かく愛おしく感じます。
石鹸置きの向こうに韓国の伝統文化と作山窯の職人さんの温もりを感じる石けん置きです。
伝統の文様に作山(SAKUZAN)STRIPEシリーズの土とカラフルな色。
菊花のデザインにはDAYSシリーズの愛らしい釉薬6色、
桜の花のような風車のような…艶のあるシンプルなデザインにはアメ色と織部でシックな装いです。
新しく加わりましたひし形には2色。
3種類の文様と9色のカラーバリエーションからお選びください。
お気に入りの石けんと美しい石けん置きを
暮らしに加えていただき、
洗顔の時間がゆったり流れ楽しくなられますように…
●
石鹸と石鹸置きのセットをそれぞれ単品でご購入いただくよりもお求めやすい価格でご紹介しております。
□作山窯 SAKUZANさんのこと
岐阜県土岐市、駄知。美しい山々と澄んだ水に恵まれたこの山あいのちいさな町に作山窯はあります。伝統を守りながら美しい器を作ることにこだわる、注目の窯元です。
2017年に発表したDAYSシリーズ・Saraはピンクやイエロー、ネイビーやグレーなど器には敬遠されがちな釉薬を使い今までにないカラフルな色づかいの器のシリーズです。多くの感性の高いカフェや雑貨店、インテリアショップで取り扱われています。