繭子
サンポ / 白
サンポ(床褓:상보)…覆い布を意味します。古の時代、主に食事の覆いとして使用されていた小さな布です。食事がいたまないよう、また保温の役目もありました。中央に布の持ち手があります。余り布を用い、鮮やかな伝統色の色彩構成で作られたチョガッポのサンポをよく目にされるのではないでしょうか。
名古屋在住のポジャギ作家・繭子さんのきなりのモシで作られたサンポをご紹介します。
染が施されていないモシ(麻)布を用い、ぐし縫いで仕上げらた涼やかな1枚。2辺の縁はあえてステッチをされておられません。ふわりと持ち上げるために付けられた中央のグレー布がまた白い布の対比が軽やかな印象です。
○「モシ」はポジャギに一番多く使われている夏の布です。イラクサ科の多年草である苧麻(ちょま)の茎から作られ平織で作られトンボの羽衣とも呼ばれ、軽く繊細でサラサラ…透け感が有り、涼やかな風合と共にふっくらとした柔らかさも兼ね備えています。
▽3つのデザインからお選びください。
![](https://img07.shop-pro.jp/PA01380/519/etc_base64/pbWl86Xdx_Iy.jpg?cmsp_timestamp=20240203134625)
1:シルク黒糸
SOLDOUT
![](https://img07.shop-pro.jp/PA01380/519/etc_base64/pbWl86Xdx_Ix.jpg?cmsp_timestamp=20240203134725)
2:シルクブルーグレー糸
![](https://img07.shop-pro.jp/PA01380/519/etc_base64/pbWl86Xdx_Iz.jpg?cmsp_timestamp=20240203134754)
3:シルク黒糸
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伝統の中にモダンさがあり今の暮らしにすっと馴染みます。
縫い目はその時の心模様があらわれるとお聞きしたことが有りますが、繭子さんの針目は細かく一定したリズムで運ばれています。
テーブルのお茶のセット、リビングのかごやテレビ・パソコンにふわっとかけて埃除けに。いろいろな場所でインテリアファブリックとして楽しまれてください。
作家繭子さんのことはインスタグラムで拝見し一目ぼれ!あつかましく連絡を取り快諾していただいたのです。私用で来阪される時にお打合せ…いえ、同世代ということであれこれ話が弾みいつも脱線。どちらが本題かわからないくらいあっという間の楽しい時間でした。
『麻は使い込んで10年後が一番美しい』と繭子さん。ずっとずっとお使いいただけることを願われておられます。今回直接お話させていただき、あらためて一つの作品の稀少性を感じるのです。
日本で作られた韓国の伝統の手仕事 『サンポ』 です。
□ 一枚仕立て(ホッポ)
□ サイズ:およそ30cm×30cm 手作りですので若干の個体差ございます。
□ 素材:モシ布、シルク糸
□ 取扱いについて 麻用洗剤で手洗いできますが、シワを伸ばすためには必ず半乾きのときにアイロンをおかけください。アイロンの温度は中温ドライ(スチーム不可)でがスチーム可)です。
□天然素材の生地の特性上、小さい穴やネップ、傷に見える箇所がある場合がございますが不良品ではありませんので予めご了承ください。ネップとは、生地の表面にぽっこりとした繊維の節が生地表面に出たものを言います。自然な素朴な味としてご理解いただけましたらと思います。
□ OPP袋簡易包装になります。メール便発送不可。
□ ご利用のブラウザーやモニターによって実際の色と多少異なりますことご了承ください。